2015年3月29日日曜日

FETヘッドホンバッファアンプ 擬似T型アッテネータに変更(金属皮膜にしてみる)

カーボンから金属皮膜へ

音楽信号の通り道には「カーボン」より「金属皮膜」が良いとのことが
Google先生に聞くと色々書かれている。
更には、「金属箔」や「巻線」なる抵抗とか。。。

ということで、比較的安価でGoogle先生の評価も高い「LGMFSA」なる抵抗を選択してみた。
Bispa 音響用金属皮膜抵抗:2.5KΩ/±0.25%品 LGMFSA50-252C
「音響用」とのことで期待^^;

前回と同じサイズの基板に取付けた。

全体はこんな感じになる。

はてさて、どんな感じになるのでしょうか?
激変はあるか^^;


2015/04/29:
1ヶ月聴いてみたよ。
ゾクッとしたことがあった。
ピリス演奏のピアノソナタ第11番イ長調K.331トルコ行進曲付き
を聴いたとき、鍵盤を左右に動いている指の動きを初めて感じたよ。
でも、やっぱよくわからいな。
前後で、前後で聴き比べができるといいのに。。。^^;


2015年3月28日土曜日

DLNA:QNAPのFLACファイルをMinimServer,BubbleUPnPを使用してAndroid,Chromecast,Woooで再生

DLNAで気軽に音楽再生

Squeezeboxを使用したネットオーディオ環境で音楽再生しているが、
寝る前やちょっとした時間で手軽に好きな音楽を聞きたいと思う時がある。
また、子供や妻が音楽を聴きたい時にサッとかけれる環境が欲しいと思っていた。

そんな時に、Facebookの「オーディオマニア」のファンクラブで
BubbleUPnPを使うと簡単に聴けるとの情報をいただいた。
色々苦労しましたが、どうにか構築できたので纏めておきます。

<システム概要>

今回構築したDLNAの環境をDMS,DMP,DMC,DMRの各クラス毎に纏めてみました。
1.DMS
 NAS:QNAP
 Server:MinimServer+MinimStreamer+MinimWatch
2.DMP
 Android:BubbleUPnP(FLAC再生もできるが制限されているのでWAV再生)
 TV:Wooo(PCM再生)
3.DMC
 Android:BubbleUPnP
4.DMR
 SmartTV:Chromecast(WAV再生)

これらを絵に纏めてみたよ。

<インストールとセッティング>

1.QNAP

1)JRE_ARM
MinimServerに必要なソフトウェアです。
「開発者ツール」カテゴリから選択して「QTSに追加」をポチっとするだけ。
後は聞いてくることに「はい」と答えるだけ。

終わるとこんな具合にAPP Centerに登録されます。

2)MinimServer
「エンターテイメント」カテゴリから選択して「QTSに追加」をポチっとする。

終わるとApp Centerに登録されます。

「開く」をポチっとして設定画面を開きます。
ライセンス情報が表示されますので「承認」します。

設定画面はコンテンツ情報のスキャンとフォルダを指定するだけです。
ここでは、コンテンツを格納しているディレクトリを適切に指定して、
「Update」し、情報を「Rescan」します。

2.Windows7

1)MinimWatch
トランスコードをするにはMinimStreamerを使うのですが、
この時点ではまだインストールされていません。どうやってインストールするのか。。。
マニュアルにはMinimServerの構成を変更したいなら、
MinimWatchをインストールしろ!とありました。

「Downloads」ページから自分の環境に合ったインストーラをゲットします。
私はWindows x86用のモノを選択しました。

ダウンロードしたインストーラを起動します。
途中いくつか聞いてきますが、適当に進めてください。

完了したら、「Launch MinimWatch」をチェックして起動してみましょう。

MinimWatchはアイコン化されて起動されます。

アイコンを右クリックするとメニューが表示されます。
「Properties」をクリックするとMinimServerを設定するためのダイアログが表示されます。

デフォルトの状態を載せておきましょう。
「Server」タブ
指定したコンテンツフォルダが「contentDir」に表示されています。

「Advanced」タブ
色々指定できそうですね^^;

「System」タブ
自動更新、サーバポート、ログ等の指定です。

「Packages」タブ
「MinimStreamer」見っけ(^^)v
ここから、追加モジュールとしてインストールするようです。

「Modules」タブ
インストール済みモジュールの状態を確認できます。

2)MinimSteramer
やっと、トランスコードモジュールをインストールです。
「Packages:」タブを表示して指示します。
「minimsteramer-xxxxxxxxx」を選択して「Install」をポチっとします。
インストールの確認とライセンスの確認をして進めます。

インストールが完了すると「Installed packages:」に表示されます。
「Relaunch」をして有効化します。

3)トランスコードの設定
トランスコードは「System」タブから行います。
MinimStreamerモジュールをインストールすると、ダイアログの内容が変わっています。
「steam.xxxxx」という項目が追加されています。

ではトランスコードの設定です。
どのようなことができるかはマニュアルを参照してください。

私はFLACをWAVとPCMのどちらか対応できる方にトランスコードするよう設定します。
「stream.transcode」に「flac:wav16/L16」と指定しました。
「/」で区切ることにより、クライアントが理解できるフォーマットの選択肢を
複数用意することができるようになります。

3.Android

1)BubbleUPnP
「Playストア」から「BubbleUPnP」を探し「インストール」をポチっとね。

起動してみましょう。こんな画面です。

2)セッティング
「Settings」メニューから行います。
「Networks and settings」ページ
Mobile Max Bitrate,WiFi/Eth Max Bitrate,Lossless only
など関係します。

「Chromecast」ページ
MinimStreamerでFLACからWAVにトランスコードするので、
ここでは「Install local transcoding」は不要です。

「Local Media Servar」ページ
Android端末に保存しているコンテンツを再生する必要があれば「Enable」をポチっとね。

3)MinimServerへ接続
「LIBRARY」メニューで行います。
初期状態は「Local Media Server」になっています。

ポチると接続できるサーバがリストアップされます。
この中から「MinimWerver[xxxxxxx]」を選択します。

「LIBRARY」にMinimServerに接続されました。

<再生>

1.Android
「LIBRARY」タブを表示してコンテンツリストを表示します。
上部に表示される宣伝がジャマですね。。。(T_T)

「Albums」からアルバムを選択する場面です。

アルバムを選択した場面です。

選択した曲の再生状態です。
「WAV|44.1kHz|16bits」と認識されWAVで再生されます(^O^)v

2.Chromecast
「LIBRARY」メニューの「RENDERER」で出力先を変更します。
「Local Renderer」が初期値になっていますが、ポチるとChromecastが表示されます。

「Chromecast_xxxx」を選択します。

選択した曲の再生状態です。
上部にChromecastの画像が表示され、
「WAV|44.1kHz|16bits」と認識されWAVで再生されます(^O^)v

再生中のTV画面です。
寂しい。。。

3.DLNAクライアント(Woooの場合)
リモコンの「Woooリンク」から「AVネットワーク」を選択して、
MinimServerに接続します。
アルバムを選択したところ

Woooでは「LPCM」で認識されています。
サンプリング:44.1kHz,ビットレート:1411.2kbps,量子化ビット:16bit

選択した曲の再生状態です。
真っ暗です、寂しい。。。時間が経つと更に真っ暗になります(T_T)

以上、NAS上のFLACファイルを色々なデバイスで再生することができました!!
やったね(^^)♪

2015年3月15日日曜日

FETヘッドホンバッファアンプ 擬似T型アッテネータに変更

擬似T型アッテネータで音質改善?

自作するといつまでも「完成!」にならない。。。^^;
何を調べてたのか覚えてないが、
「抵抗による音質変化が凄い!」という言葉が目に止まった。

このアンプには「ボリューム」という「抵抗」がある。
そして、このボリュームが音質をとても左右する部品である、
ということも認識している。
で、安価で音質が良いとされている「R1610G」を使った。

さらに、「抵抗」「ボリューム」でググっていると、

抵抗の場所と音質の謎
http://nabe.blog.abk.nu/onshitsu-r

に行き着いた。
このアンプの設計者nabeさんのページです。
どうやら「擬似T型アッテネータ」にすると音質改善できるらしい。
で、早速試してみるよ。

1.ALTODS缶はギュウギュウだよ^^;
このままじゃ入らない。。。

2.ボリュームを「RD925G」にして小さくしよう!
これも、ヘッドホンアンプでよく使われる優れモノです。大きさの違いが分かるかな??
これに変更して「抵抗」置き場を確保します。
R1610G,RD925G
RD925G,R1610G

3.使用する「抵抗」はどうするか。。。
「抵抗」と「ボリューム」のバランスが問題のようだ。
nabeさんのキットに合わせて、2.4kΩと10kΩにしてみた^^;
簡単に手に入って音質も良いと言われるタクマンの「REX」にしてみたよ。
「The Pink」という愛称もいいね。

4.基板にセットする
インプットジャックとボリュームの間に入れる。
また、抵抗を変えたくなったらこれを差し替えることにする。
左:in → 右:out に信号を入力するようだ

5.接続して、音出し♪
バッチリ!鳴った。擬似T型の特徴である「絞りきっても鳴ってる」です。
音量も適度だと思う。良かった(^^ゞ

6.ALTODS缶に突っ込む
計画通り、ボリューム前が空いたのでしっかり収まった(^^)v

7.ツマミも新調
ついでに、ちょっとイメチェンです。

以上、工作完了!

音のことは、ちょっと聴いてからコメントするよ。
明日から楽しみだ(^^)/
いつも、このパターンだな。。。


2015/03/29:
2週間聴いてみたよ。
変更直後は、特に変わったような感じはしませんでした。
1週間過ぎた頃からか、
低音がどうの、伸びがどうの、隠れた音が聴こえた。。。とかハッキリしないが、
今までとは違う雰囲気?は感じられた。

ということで、激変では無かった^^;