2010年11月20日土曜日

Electro Voice Force-i 改造

Force-iのマルチアンプ化


EV Force-i はマルチアンプ化せずに使うとの話もありますが、
チャンネルデバイダを買ったのでやはり活用したいじゃないですか!
私が実際に改造した内容を公開しちゃいます。


これがEV Force-iです。
2009年の2月に衝動買いしてしまった。
10年以上自作SPを楽しんできたが全て捨て去ってしまった。


グリルを取ったところ。取り外すのは簡単!
六角レンチで上部中央を引っ掛けて手前に引っ張れば、簡単に取れちゃいます。
ツイータホーンと38cm(15インチ)ウーハーの2Wayです。


ウーハーを取り外したところ。
マルチアンプ用に改造するためじっくりと観察。
改造と言っても、ネットワークをカットし、
2つあるスピコンを活用して、ウーハーとツイーターを直結するだけです。
作業は、ホーンは取り外すのが面倒との話があり、
ウーハーの穴から行います。15インチあるので十分。


ちなみに、バスレフ部分のアップです。
今回は手を付けずに、構造だけ理解。


ツイーターの配線を確認
赤:-
黄:+
になってます。
+側には過剰電流防止用のランプを経由して繋がってます。
このランプもバイパスします。

ランプ部分をアップしてみます。


ランプとツイーターの配線を確認。
この基板は取らずに、スピコンからツイーターに配線し、
基板からツイーターに繋がっている線を外すだけでOKOK。


ちなみに、ツイーターの型番です。
DH2010A(DH3)というドライバです。
これは単体製品として販売されているので、EVのHPからスペックシートは入手できます。


ウーハーユニットを観察。
型式は85607Cです。単体製品としては販売されてない。
ちょっと貧弱なユニットに感じる。

配線は、
赤:+
黒:-
となっている。


ネットワーク(表)です。
型番:TECATE P/N 62-0215-3300 REV C
となっています。
単純なLCネットワークです。


ネットワーク(裏)です。
配線を確認しておきます。
赤:+W
黒:-W
赤:-T
黒:-IN
黄:+T
赤:+IN
INはスピコンから配線される。


今回ケーブルは変更しないこととし、
ネットワークからINの配線意外は全て取り外し、そのまま使う。
写真は取り外した後の残骸。


スピコン部分のオリジナル配線を確認。
並列の配線になっています。
赤:1+
黒:1-


2つのスピコンをウーハーとツイーターに利用する。
写真では、上がウーハー、下がツイーターになる。
元の配線をはずしてから、
ウーハー側:赤:1+、黒:1-
ツイーター側:黄:1+、赤:1-
として半田付けする。


完成!
ネットワークが無くなりスッキリです。
ランプ部分は線を丸めて固定しました。
この改造により、チャンネルデバイダでウーハーとツイーターを
自由自在にコントロールできるようになりました。(^^)/















1 件のコメント:

  1. いいですね!その後の感じはどうですか?
    私も同じことを考え、このページにたどり着き、参考にさせていただきました。
    ありがとうございます。
    私は3ウェイでB&Wのフルレンジをスコーカーとして加え、
    ディバイダーでいろいろ楽しむ予定です。

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