2014年3月30日日曜日

COWON D2:EXTケーブルを自作してみた。

EXT端子はLineOut端子になるか?

COWON D2にはLineOut端子が無い。
ググってみると動画をTV出力用にEXT端子がある。
EXT端子から専用ケーブルでTVのビデオ端子に接続するものだ。
もしかしたら、この音声出力がLineOutとして使えるのではないか?
で、早速チャレンジ!

参考にしたサイト
DIY RCA out and Line-In cable
Cowon D2 EXT plug pinout

購入した部材
USBケーブル(ミニUSB8ピン平型⇔USB Aタイプ)
【AP3.5-251GG-ST-5.0】3.5φステレオプラグ(金メッキ・スリムタイプ)

1.USBケーブルの分解
 ケーブルのUSB Aタイプ側は使用しないので、
 切り取ってピン配置とケーブルの色を確認する。
テスターで当たった結果
 1:赤、2:白、3:緑、4:黒、ケース:シールド
 になっていた。

2.配線の確認
 端子、USBケーブル、コード色、RCA端子との関係を纏めると
 次のようになる。

3.RCAピンの接続
 8ピン側から適当な長さでケーブルを切断してRCAピンを接続する。
 使用するコードは赤、白、緑です。
 RCAピン側は上からL、R、Gなので対応させてハンダ付けした。
2014.4.5変更

写真ではよくわからないですね(^_^;)

4.音出し確認
 EXT端子、ケーブル、ポタアンを接続してスイッチオン!
 バッチリです。


5.結果
 LineOut端子であればボリュームを絞っても音量は変わらないはず。
 しか~~~し、本体ボリュームを絞ると途中からグンと下がり始め、
 絞り切ると出なくなりました。
 ありゃりゃ~、ボリューム回路をジャンプできてないじゃん!!
 ガッカリ(T_T)

 折角作ったのだから使ってみます。。。

2014.4.5:定位がハッキリしました。いい感じです。
2014.4.21:音がちょっと不自然な感じがします。

2014年3月18日火曜日

piCorePlayer:標準的なインストールを試みる

Webインタフェースを使ったインストール

前回はコンソールメニューを使ってインストールした。
しかし、最近のアップデートを見るとWebUIを強化しているようだ。
ということで、WebUIを使って標準的なインストールをしてみた。

piCorePlayerを起動するところまでは同じ。
1.SDカードに「Win32Diskimager」で書き込みブートする。
2.DHCPサーバの状況を確認しIPアドレスを確認する。

ここからが、今回の試みです。
3.WebブラウザからWebUIに接続する。
http://192.168.1.112:8077
※ポート番号8077が重要です。


4.「Squeezelite settings」メニューから各設定を行う。
4.1.アウトプットの設定
USB DACを使用するので「USB audio」を選択して、「Submit」する。
再度表示すると先頭の赤文字の行が「Analog out」から「USB out」に変更されている。

4.2.ALSAデバイスを確認する。
「List avaiable ALSA devices」をクリックする。
認識しているALSAデバイスが一覧表示される。
選択している行が今回指定するデバイスです。
この行の左側の内容をコピーします。

4.3.Squeezeliteを設定する。
初期値は次のようになっています。
Output settingsは4.2項でコピーした内容をペーストします。
ALSA settingsはf sample formatを追加指定しました。
Max sample rateはUSB DACのマックス値を指定しました。
Upsample settingsは調整中です。
MAX addressは認識されているものが赤字で表示されているのでそのまま指定します。
以上を指定して、「Submit」します。
設定内容が再表示されるので、確認して「Restart」します。
設定内容のバックアップも取得されています。
再起動結果が表示されます。

5.設定内容の確認
「About」ページを表示すると、piCoreplayerのバージョンやSqueezeliteの設定が確認できます。

6.再起動して運用開始
「Main Page」から「Reboot」を選択して再起動します。
再起動後に、クライアントから接続して再生できることを確認して下さい。

以上のプロセスで無事再生できました。
標準インストール成功(^O^)v