2015年11月14日土曜日

8ch ボリュームコントローラー 完成!

やっとマルチアンプシステムの基本形になったぞ!

8chの電子ボリュームを作ろうとして、
要となるICのPGA2311やコンデンサ、ケースなど部品を買い集めていた。

回路図を見ながら、基板の配線図を何回か繰り返し考えたが、
まっさらからなので自信がなく、手が動かないまま、4年の月日が流れてしまった(-。-;

そんな時に目に入ったのがこれ、4連ボリューム(改造)できた!
いつも使っているボリューム Linkman RD925Gをバラして再編成した4連ボリューム。

これ!これだ!!と目が輝いた。
4連ができるなら、8連だってできる!!きっと。。。


1)8連ボリュームを作る

ということで、RD925Gを買い込んできて1つだけバラしてみた。


なるほど、ポイントは摺動子(しゅうどうし:回転する接点)の軸の凸凹だな。
凸:連結用(左)と末端用(右)の摺動子の軸の長さ

凹:摺動子の位置決めとなる大小の切り欠き

これにより、バラバラの部品が2連としてキッチリ組上げられているのか!!
単純で確実!凄~~い!!
※改造を勧めているわけではありません。

ということで、7個をバラして作っちゃいました。
RD925G改 8連式ボリューム A特性 10kΩ
じゃ~~ん!!
バラけないように釣糸で縛っちゃいました。この辺が適当な性格です(^_^;)

2)擬似T型アッテネータにする

RD925Gは評判の高いボリュームだけど、
抵抗値許容差が±20%なので、バラつきがあると思いました。
なのでそのまま使用するのではなく、擬似T型アッテネータとして使うことにしました。

抵抗は精度の高いチップ抵抗を使用します。
進工業のRGシリーズ1608サイズ2.4KΩで、
抵抗値許容差は±0.02%で超精密です。
50個単位でしか売ってなかったのでいっぱい余ってるです。

基板はこんな感じです。
ハンダは恥ずかしい限りです。。。(^_^;)

3)ケースに組込む

電子ボリューム用に買っておいた1Uのラックマウントケースを使ったので中身はガラガラ。

別のアンプを使って音出しチェック。
8ch共にボリュームとしてバッチリ機能したので、システムに突っ込みました。

この時、初めて赤と白のRCAジャックを反対に付けてしまったことに気づいた。。。
え〜〜〜っ!まいっか、見えないし^^;

見た目にはボリュームコントローラーが増えただけです。
でも、システム全体としては大きな変革で、デバイダの出力までは100%の情報が流れます。
やっとマルチアンプシステムの正常な姿になりました。

システムがゴチャゴチャになってきたので、
整理するためにシステム構成図を書いておきました。
プログラマが使うUMLモデリングツールastahのコンポーネント図で作ってみました。
結構サクサク作成できて使い勝手良かったですよ。

変更前
「Passive Pre」をセレクタとボリュームの機能に割り当ててました。
変更後
「Passeive Pre」はセレクタ機能のみになり、ボリュームはMAXで固定(そのうちカットしよう)

結構複雑でしょ。

端子部分に対してデジタルを赤色、アナログを黄色、ネットワークを灰色にしてみた。
アナログにした後に弄ると情報が欠落するとの話しなので、
次はデバイダをデジタルにしようと思います。
そうすると、ソースは全てデジタルで処理できるようになるので(^^)v

音はどうかって??
ちょっと聴いたところでは、
左右の音量差は感じられず、中央に定位しています。
そして、クリアになった気がします。
何とも感じなかった音楽が「こもってる」って感じたり、
こんなに「ガサガサだったけ?」と感じたりします。

とりあえず、ここまで。

PS.
「ボリュームボックス」より「ボリュームコントローラー」の方がカッコイイので、
タイトル変えちゃいました^^;

2015年6月14日日曜日

model 866B:the red に 868B のイヤーピース

低音が出すぎるthe silverのイヤーピースで補強してみた

どうにも低音が無さ過ぎ!
それで、低音が出過ぎのthe silverのストレート イヤーピースを付けてみた。
ちょっと緩めだけど、取れるようなことはない。

厳つくなった

こんな感じの開口になる

で、どうなったか。。。
シッカリ出るようになったよ(^O^)v
でも。。。聴いててつまらない。
どこか遠いところでなってるような感じは変わらないし、
全体的にマスキングされているようだ(T_T)
や~めた。

2015年5月30日土曜日

model 866B:the red 買っちゃった。

レッドは低音を控えめにしているらしい。。。

低音の出過ぎ感のsilverだが、素性は良い気がする。
弟分のredは低音を控えめにして楽器の音をきちんと表現できているらしい。
後継機の833が発表され、お安くなってたのでついポチっとね^^;
BLUE EVER BLUE社製 model 866B the red



ドライバー口径が8.2mmだから全体的に小ぶりです。


赤、銀、白の配色が可愛い。女性にはピッタリでは?
ホワイトケーブルなのでiPhone,iPod等にも似合いかも。

早速、いつものようにTVのヘッドホンジャックに挿してエージング中!!
月曜の朝から、50過ぎたオッサンが真っ赤なヘッドホン挿して通勤っす(^^)/

2015/06/01:
10時間以上は土日で鳴らした後だったが、
何だこりゃ??って感じの音だったよ(--;
低音は出ず、キラキラ感も無く、ペラペラ・スカスカ・ガサガサな音。。。
もっと鳴らせば変わるかな?
ということで、またTVのヘッドホンジャックへ直行!!

2015/06/05:
エージングも進んだかな??と思って聴いてみたよ。
ペラペラ・スカスカ・ガサガサな感じは全くなくなったよ(^O^)v
高音のキラキラ感も出てきたかな?
低音はもう少し出て欲しいな。。。

2015/06/08:
色々聴いてみたけど、
なんか遠~~いとこで鳴ってる感じだな。。。
また、低音は迫力なく、高音もキラキラ感が足りずマスキングされているようだ(T_T)
ノーマルでは聴けないな。。。

2015年5月21日木曜日

COWON D2:ROCKbox *PANIC* がまだ直ってない。。。^^;

最新版の不安定がまだ収束しない。。。

前回から時間が経ったので、最新版(47d0537)を試してみたよ。
ブートはちゃんとできて、レジュームプレイも問題ないが、
何かのタイミング(原因)でPANICになってしまう。

ROOKboxのサイトにバグ報告してみようと思って調べてみたら、
2015/04/22にNickさんが報告されていました。
ありがとうございます。

FS#13042 - Cowon D2+ frequent panics on any activity

まだ、進捗はないようですがきっと解決していただけるでしょう。

ということで、元に戻しました。

2015年5月5日火曜日

Squeezebox:分解してRaspberry Piでリニューアル

ロータリーエンコーダーが壊れて使えなくなっちゃった。

Squeezebox Radioのロータリーエンコーダーがクリックできなくなった。
スマホのリモコンでどうにか誤魔化しながら使ってたが、
ルーターが壊れてネットワークが変わったときに、
WiFiの設定ができず、使えなくなってしまった。。。(T_T)

ということで、まずは分解してみよう。

1.スピーカーグリルを外す
マイナスドライバーを隙間に突っ込んで簡単に外せたよ。
フルレンジかと思ったら2Wayだった

2.ツマミを外す
でっかい真ん中のロータリーエンコーダーと、小さい左下のボリュームのツマミを抜き取る。
真ん中の四角いのがクリックできなくなったロータリーエンコーダー (-_-;)

3.パネルを外す。
右側のパネルを外そうとしたが。。。六角ボルトとはちょっと違うみたい。。。
特殊なボルトが使われていて、回せない。。。(T_T)

ボルトをドリルでガリガリしてみよう!とか、ペンチで回そうとか、色々考えたけど。。。
結局、現物をDIYショップに持ち込んでドライバーを探してもらった
3店舗目で見つかった(^O^)v

無事、ボルトを回して外せた。ボルトは全て同じサイズだった。

パネルを外すとこんな感じ。

4.基板を外す
基板はプラスドライバーで簡単に外せたよ。

5.ロータリーエンコーダーを外す
基板表面を覆っている腐食防止剤をガリガリ擦って剥ぎっとってから、
ハンダを吸い取ってロータリーエンコーダーを抜きとる。
が。。。なんとハンダが溶けない!!
どうやら、融点が高いハンダを使用しているようだ(T_T)

ということで、ロータリーエンコーダーの交換はここで断念
で、考えた。。。

Raspberry Pi を突っ込んでスマホでリモコン操作しよう。これしか無い(^O^)v
まずは、全部バラしちゃえ!


6.バッフルを外す
スピーカーを確認するためにバッフルを外してみた。
2Way化するネットワークは基板に実装されていたようだ
ユニットの磁石は重く、結構イイ感じ!(だからいい音で鳴ってたんだ)

リアパネルはこんな感じ。真ん中に仕切りがあって密閉箱になっている

7.音声出力はヘッドホンジャックから
Raspberry Pi B+を調達し、piCorePlayer v1.18bを設定したよ。
その際、ヘッドホンジャックは4極になっていることが分かった。

なので、4極のヘッドホンプラグを秋葉で調達してきたよ。
ついでに、スペースに入りきらないので、アース端子をカットした。

8.Raspberry Pi B+ がピッタリ
取り除いた基板が入っていた場所に、Raspberry Piがピッタリ(^O^)v
WiFiドングルもキッチリ入ります。
エンクロージャを加工する必要が無かった。ラッキー!!

9.小さなモノラルアンプを調達
小さなモノラルアンプを紹介して欲しいとGoogle先生にお願いしました。
何度もお願いして、これが良いかもと教えてくれました。
当初、8ピンDIP化して基板に組み込もうとしていたが、
配線など考えてこのまま使うことにしました。

10.モノラル化とアンプの配線
Raspberry Piの音声出力はステレオなので、モノラル化をする必要があります。
Google先生に教えてもらいました。
抵抗を2つ使ってできると分かりました。ありがとうございます。
ポタアンで使用した抵抗(2.4kΩ)があったので流用しました。

また、モノアンプ基板は難しいところは無く、
・CE端子を常時ON(2,3番ピンをショート)
・音量は大きくする(R1をショート)
する設定で組み上げました。

11.2Way化する
ウーハーとツイーターはコンデンサーを使って2Wayにしました。
ユニットのパラメタがわからないので適当に4μF程度としたよ。
ツイーターは逆相で接続しました。

12.エンクロージャに突っ込む
Raspberry Pi B+とモノアンプ、そしてモノラル化基板がピッタリ入ります。
電源はGPIO端子から3.3Vを引っ張りました。(1,6番ピン)

13.音出し
電源コネクタを突っ込んで、スマホでリモコン操作します。
バッチリっす!!
こんな小さなアンプなのに結構大きな音がでるよ (゜o゜;
アンプの半固定ボリュームで適当な音量に調整します。

14.完成
パネルを取付けて、スピーカーグリルをハメて完成です。
LANコネクタを真ん中にするとパネルがピッタリハマります。

ロータリーエンコーダーのツマミや再生ボタンなどは付けずにシースルーにしたよ。
Raspberry Piの通気とロゴが見えるようにするためです(^O^)v

パネル面のアップだよ♪
液晶パネルの部分から基板が見え、ロータリーエンコーダーの穴からはロゴが見え、
LEDランプがチカチカとイイ感じで光ってる(^^)
電源ケーブルがジャマだったな^^;

完成!!

2015年4月29日水曜日

FETヘッドホンバッファアンプ 擬似T型アッテネータに変更(チップにしてみる)

金属皮膜からチップへ

Google先生に聞き続けていたら、「チップ抵抗」が良いよとそっと教えてくれた。
そう言えば、最近のHPAのキットでも「チップ」部品が使われてる。。。

ということで、「チップ」部品に初挑戦!
進工業のRGシリーズがお薦めとのこと。(通電してみんべさんありがとうございます)
1608サイズ2.4KΩを調達しました。
小さいこと。。。ビックリです(・・;)
こんなのハンダ付できるんか???

いつものように、基板をちょろっとカットして作成。
恥ずかしい限りの仕上がりです。
ハンダ面に装着します。

ALTOIDS缶に取付けました。

さて、どんな音を聴かせてくれるか。
楽しみです(^O^)v

2015/06/30:
先日、
    1.CowonD2 hedphone端子から直接
    2.CowonD2 Line端子→LM4880ポタアン
    3.CowonD2 Line端子→Altoids FETポタアン
の3種類でイヤホンBEB 868Bで聴く機会がありました。
イヤーピースは小口径タイプのものです。
 
1から3に向けて音が段々と晴れやかに、
キラキラしてくるのが体感できたよ。
ピックリするほど違いました(^^)v
チップ抵抗にしたのが良かったのか???
いい感じです。

2015年4月16日木曜日

COWON D2:EXTケーブルの自作(2作目の「ミニUSB8ピン平型」を取替え)

接触不良の修理

去年の4月に作成したケーブルが接触不良で調子が悪い。
だましだまし使ってたのだが、プチプチがひどくなったので耐えられなくなっちゃった。

思い立って、修理しようと分解してみた。
ハンダが浮いてるのかと思ったのだが。。。違うようだ。
コネクタ自体を触ってみると、がたついているようで、これが原因らしい。

このコネクタ、「ミニUSB8ピン平型」と呼ばれるモノで単体では売られてないのです。
できるだけ安く買いたいので、Google先生に何回も聞いて前回より手頃なモノを見つけた(^^)♪


金メッキが施され、ケーブルも細くて柔らかく、イイ感じのモノでした。

でも、ごめんなさい。いきなりカッターを入れちゃいました。

で、こんな感じに切り開きました。

更に、コネクタ周りの樹脂をほじくり出します。
固めていた樹脂は適度に腰があり、作業は楽でした。

配線を取り除き、コネクタを取り出します。

前回と同じようにヘッドホンケーブルをハンダ付けします。(前回参照)
(①、②、④番ピンに、L(白)、R(赤)、G(黒)が対応します)
見せられるような出来では無いですね^^;

ここで、動作確認。
左右間違いなく接続でき、ちゃんと聴こえてました(^O^)v

元通りに収めて、樹脂用のボンドを使用して貼りあわせます。

バイスで一昼夜押さえて完成です(^^)v

完成後の写真を撮るの忘れた。。。(^_^;)